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ウクライナ中部にロシア弾道ミサイル、50人死亡 今年最多の犠牲者

– ウクライナ中部の町ポルタワで3日、軍の教育関連施設にロシアの弾道ミサイル2発による攻撃があり、少なくとも50人が死亡、271人が負傷した。単独攻撃としては今年最多の犠牲者を出した。

ソーシャルメディアに投稿された写真には、がれきに覆われた地面に横たわる数人の遺体と、その背後に損傷を受けた大きな建物などが写っている。

救急隊は50人が死亡したと発表。ホルタワ州知事はまだ15人ががれきの下敷きになっている可能性があるとした。

ゼレンスキー大統領は軍事通信研究所の建物に損害があり、少なくとも51人が死亡したと述べた。また「ロシアは間違いなくこの攻撃の責任を問われるだろう」と言明した。

ウクライナ陸軍は軍人が死亡したと発表。犠牲者のうち何人が軍人だったかは明らかにしていないが、兵力増強を図る同国にとって大きな打撃となった。

ウクライナ政府によると、発射から数分以内に数百キロ離れた標的に到達する弾道ミサイルが使われたため、犠牲者は空襲警報が鳴った後に避難する時間がほとんどなかったという。

ゼレンスキー大統領の妻オレナ氏は「ウクライナ全体にとって衝撃的な悲劇だ。

敵は教育施設と病院を攻撃した」とⅩに投稿した。

ロシアは攻撃についてまだコメントしていない。

ゼレンスキー大統領は西側諸国に防空強化と、ウクライナに供与した兵器の使用制限撤廃を改めて求めた。

「防空システムとミサイルはどこかの倉庫ではなくウクライナで必要だ」とし、「ロシアの脅威からわれわれを守る長距離攻撃は今必要だ。一日でも遅れれば、人命が失われる」と訴えた。

ロイターより転用

ロイター

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