懐かしの選手たちが一堂に 巨人と阪神がOB戦 東京ドーム沸かせる

プロ野球の巨人と阪神のOB戦が15日、東京ドームで行われた。巨人は中畑清さん、阪神は川藤幸三さんが監督として指揮した。

　プレーボール前には、グラウンドでOBによるインタビュートークも催された。中畑さんは「勝負は度外視。皆さんに喜んでもらえることを考えている」と説明。川藤さんが「来たぞ！」とファンに向けて手を挙げると、が起きた。

　また、堀内恒夫さんは現役時代の思い出について「田淵（幸一）さんに（かなり）打たれた」と述懐。西鉄（現西武）でデビューしたが、移籍して後に阪神の監督も務めた真弓明信さんは「最初はパ・リーグだったので、セ・リーグのファンの多さに驚いた」と振り返った。

　場内には試合前に「スペシャルスタメン」が阪神からアナウンスされた。阪神の9番に「ピッチャー・江夏（豊さん）」、巨人の4番に「ファースト・王（貞治さん）」などとコールされるとスタンドからは大きなどよめきが起きていた。【岸本悠】

毎日新聞より転用