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新幹線のネット予約に価格変動制 JR九州、3月から実証実験

 JR九州は25日、九州新幹線博多―熊本間のインターネット限定の割引切符「九州ネット早特7」(早特7)で、乗車日や時間帯、列車ごとに値段を変える価格変動制の実証実験を始めると発表した。3月1日から6月30日利用分までで、利用状況を踏まえ本格導入するか検討する。新幹線区間で価格変動制を導入するのは全国初という。

早特7は、出発の1カ月前から7日前までにJR九州の予約サイトで購入する割引切符。博多―熊本間の指定席(片道)の正規料金は、大人が5230円、小児(小学生以下)が2610円。価格変動制を適用すると、大人が3400~4200円、小児が1700~2100円で、いずれも約20~35%割引になる。現状の早特7は大人3800円、小児1900円のため、大人は最大400円、小児は最大200円の差が出る。

切符の発売期間は2月1日から6月23日まで。JR九州の古宮洋二社長は25日の定例記者会見で「鉄道の特性として早朝、夜間は利用が少なく、通勤時間帯などは利用が多い。価格変動で平準化を図れるのは鉄道にとってプラスになる」と語った。

毎日新聞より転用

毎日新聞

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