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秋サケ漁獲数36・4%減 北海道内9月末 高水温で回帰遅れか

道が10日公表した秋サケ定置網漁の漁獲速報によると、9月末時点の全道の漁獲数は前年同期比36・4%減の772万989匹、漁獲金額は51・8%減の158億9500万円だった。漁期を通して好調だった昨年の9月末時点の漁獲数(約1198万匹)から大幅に減少。北海道近海の9月の海面水温が過去最高となり、専門家は低い水温を好むサケの回帰が遅れていると指摘する。

過去5年の9月末時点の漁獲数は2018~20年が約790万~858万匹で推移した一方、21年は約1007万匹だった。

過去2年の好漁から一転した理由について、海面水温の上昇を指摘する見方が上がっている。気象庁によると、9月の北海道近海の海面水温は21・8度。統計を開始した1982年以降で最も高く、平年より3・8度高かった。

北海道新聞より転用

北海道新聞

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