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反転攻勢のウクライナ、初の戦果報告 東部ドネツクで3集落を解放か

ウクライナ南部ヘルソン州で2023年6月10日、カホウカ・ダムの決壊によって浸水した地域=ロイター© 朝日新聞社

ウクライナ国防省のマリャル次官は11日、ウクライナ軍が反転攻勢を進めているとされる東部ドネツク州で集落2カ所をロシア軍の占領から解放したと明らかにした。同軍はさらに別の集落1カ所の解放を発表。ゼレンスキー大統領が前日に反転攻勢への着手を認めた後、ウクライナ軍による成果が初めて報告された。

 マリャル氏はSNSへの投稿で最初に、激戦地バフムート方面でウクライナ軍が攻撃を続けているとし、11日までに250メートル前進したと報告。南部では二つの方面で300メートルから1500メートルの前進があったとした上で、東部ドネツク州ではブラホダトネとマカリウカの2カ所がウクライナ軍の手で解放されたと述べた。

 AFP通信によると、このうちブラホダトネはドネツク州と、ロシア軍が最も警戒してきたザポリージャ州との境界に位置する集落。作戦にあたったウクライナ軍の部隊はSNSで、「侵略者は最後まで抵抗したが、激しい攻撃に持ちこたえられなかった」と投稿した。ロシア側の兵士6人を捕らえたとしている。

朝日新聞より転用

朝日新聞デジタル

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