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シャープ、最終赤字2608億円…呉社長「責任を痛感している」

呉柏勲社長兼CEO© 読売新聞

 シャープは12日、2023年3月期の連結最終利益が2608億円の赤字(前期は739億円の黒字)となり、6期ぶりの最終赤字に転落したことを受け、呉柏勲社長兼CEO(最高経営責任者)が社員向けに「責任を痛感している」とのメッセージを出したことを明らかにした。昨年11月、業績悪化の責任を取る形で、呉氏の役員報酬を減額すると発表したが、今後も減額措置を続けるとした。

 24年3月期は黒字化を見込んでいる。呉氏は社員向けメッセージで、付加価値の高い家電を市場投入して競争力を高めることや、自動車用液晶パネルなどの成長分野に力を入れると説明し、「全員で目標達成に全力を尽くし、着実に業績を積み上げていく」と訴えた。

読売新聞より転用

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