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米利上げペース加速も 金利到達点、想定より高い FRB議長

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7日、上院銀行委員会で経済動向や金融政策について証言した。

米国の労働市場が堅調を保ち、インフレも根強さを示す中、パウエル氏は政策金利の到達点が「従来の想定よりも高くなる」と明言。「利上げペースを加速する用意がある」と述べ、経済指標次第では利上げ幅を再び0.5%へ拡大する必要性を示唆した。  

パウエル氏は21、22の両日に開く金融政策会合の前に「非常に重要な経済指標の発表がある」と言明。今後公表される2月の雇用統計や消費者物価指数(CPI)を踏まえ、利上げ幅などを決める意向を示した。  

FRBは前回2月の会合で、インフレが低下基調にあるとし、利上げ幅を0.5%から通常の0.25%に縮小、政策金利を年4.50~4.75%とした。しかし、その後に公表された1月の個人消費支出(PCE)物価指数では、伸び率が前月から再び加速。雇用や個人消費も強く、インフレが沈静化しない状況が浮き彫りとなった。 

時事通信より転用

時事通信

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