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セクハラ疑惑、町教育長が辞職願「職にとどまること町益にならない」 兵庫・太子町

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 兵庫県太子町の楢野正樹教育長(62)から酒席に誘われ、手を握られるなどのセクハラを受けたとして、女性教育委員が辞任した問題で、楢野氏は22日、辞職願を提出し、服部千秋町長が受理した。町教育委員会は23日に臨時会議を開き、辞職を認める見通し。

 服部町長によると、公務への影響を踏まえて辞職を促したとし、楢野氏は「セクハラ行為は一切なく、潔白を証明していくが、職にとどまることは町益にならない」と応じたという。

 女性委員の辞任が7月14日に町教委定例会で認められた後、楢野氏は町議会に対してセクハラ行為を否定し、「2人だけで酒席に行ったのは軽はずみで猛省している」と説明した。

 一方、町議会は文書で楢野氏に辞職を求めたが、応じなかったため、8月29日の定例会初日に辞職勧告決議案を審議する方針を固めていた。

 楢野氏は昨年10月、教育長に就任。女性委員は今年4月に就任し、7月末で辞任した。

神戸新聞NEXT/神戸新聞社より転用

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