ＴＫＯ木本武宏、芸人仲間らに個別に事情説明…早期解決へ「自分が立て替えてでも返金したい」

　総額７億円超の投資トラブルを抱えて２３日付で松竹芸能を退社したＴＫＯの木本武宏（５１）が、自身が投資家Ａ氏を紹介したことで騒動に巻き込んでしまった芸人仲間らに対し、個別に事情説明を行っていることが２６日、分かった。

　木本の個人事務所の担当者は、８月に入ってから木本自身が事情を説明する会見を開く予定であるとしていた。ただ、それよりも先に、出資をして配当や返金が滞っている当事者の仲間に対し、現状で把握できていることを伝えているとみられる。木本は松竹芸能や吉本興業などの芸人仲間やテレビ局の社員らをＡ氏に紹介していた。当初は順調だったが、昨年末あたりから連絡が取れない状態が続き、配当を受け取れなくなっていた。

一時音信不通となったＡ氏とは現在、お互いに弁護士を立てて、コンタクトを取り合っている。Ａ氏側は「今すぐには返金できない」の一点張りのため、木本側は返金を求めて民事、刑事の両面で法的措置を検討。木本は「芸人仲間に（Ａ氏を）紹介しなければ、こんなことにならなかった」と反省しており、周囲には「裁判になったら時間がかかってしまうので、早く解決するためにも自分が立て替えてでも返金したい」と話しているという。