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【全仏オープン】柴原瑛菜インスタで結ばれ混合複初決勝「一緒に組まないか」コールホフから誘い

<テニス・全仏オープン>◇1日(日本時間2日)◇混合ダブルス準決勝

東京オリンピック(五輪)女子ダブルス代表で、ダブルス世界8位の柴原瑛菜(24=橋本総業)が、ウェスリー・コールホフ(オランダ)とのペアで、自身、4大大会初の決勝に進んだ。第3シードのダブロウスキー(カナダ)、ピアース(オーストラリア)組に、6-3、6-4のストレート勝ち。日本女子の4大大会混合では、99年全米で、ブパシ(インド)と組んで優勝した杉山愛以来、23年ぶりの決勝進出となった。

20年全米ダブルス準優勝のコールホフの“ラブ”メッセージから、この快進撃は始まった。今年5月のマドリード大会の前に、柴原はインスタグラムのダイレクトメッセージで、「一緒に組まないか」と誘われた。「彼女は、何でもできる。笑顔もすてき」と、コールホフの誘いに、柴原も快諾した。

インスタが生んだペアは、1回戦で最終セットの10点先取タイブレークを制して、波に乗った。柴原は「2人ともに何でもできる。だから、とても信頼している」と、ともに切れ味鋭いサーブとショットで、この日も、ダブルス巧者相手にストレート勝ちだ。

柴原にとって、4大大会の決勝進出と、東京オリンピック出場は夢だった。米国生まれの柴原は、東京で日本代表としてプレーするため、日本の国籍を選択した。しかし、東京で、青山修子とのペアで第2シードながら、まさかの1回戦負け。今年の全豪も4強と、夢を目の前にして足踏みした。

しかし、赤土の最高峰で、夢はかなった。「ローランギャロス(全仏の会場名)で決勝に行くとは思わなかった」。赤土は、速いテンポを得意とする柴原にとって、不得手なコートだ。それでも「ものすごくエキサイティング。明日も続けたい」と、最後の1勝を誓った。

柴原瑛菜(2019年9月19日撮影)© 日刊スポーツ新聞社 柴原瑛菜(2019年9月19日撮影)

日刊スポーツ新聞社より転用

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