米GDP、1.4%減 輸入拡大で7期ぶりマイナス 1~3月期
- 国際
- 2022年4月29日

ロサンゼルス港の貨物船=2021年11月、米カリフォルニア州サンペドロ(AFP時事)
【ワシントン時事】米商務省が28日発表した2022年1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、年率換算で前期比1.4%減となった。
前期(6.9%増)の大幅な伸びから7四半期ぶりのマイナス成長に転じた。輸入の拡大や在庫投資の減少などが押し下げた。
GDPの縮小は、新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受けた20年4~6月期(31.2%減)以来。市場予想の1.1%増を大きく下回った。
ただ、米経済の柱である個人消費は堅調さを維持。「成長の勢いはしっかりと続いている」(米銀アナリスト)との見方が多い。
コメントする