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寺本明日香、羽生結弦も演じた「Origin」で万感の現役ラスト演技「全ての思いを込めた」

試合後、引退する寺本明日香(左)と畠田瞳は記念撮影する(代表撮影)© スポーツ報知/報知新聞社 試合後、引退する寺本明日香(左)と畠田瞳は記念撮影する(代表撮影)

◆体操 ▽世界選手権代表選考兼全日本選手権 第1日(21日・東京体育館)

女子予選が行われ、今大会を最後に現役を引退する12年ロンドン五輪、16年リオ五輪代表の寺本明日香(26)=ミキハウス=は、跳馬を棄権し、3種目合計38・565点の79位で競技生活ラストの戦いを終えた。また、同じく引退の21年東京五輪代表の畠田瞳(21)=セントラルスポーツ=は床運動のみに出場し11・266点をマークした。18年ユース五輪代表の山田千遥(19)=朝日生命=が53・498点で首位通過した。

日本女子のトップを走り続けた2人が、競技人生を終えた。寺本は2011年に初代表となった世界選手権と同じ東京体育館で最後の舞台を迎え、床運動では、フィギュアスケート男子の羽生結弦も演じた「Origin」で、自身のこれまでの歩みを表現。最後の平均台を終えると、両手で顔を覆いながら目を潤ませ、一緒に代表をけん引してきた東京五輪銅メダルの村上茉愛さんと抱き合った。「幸せ。体操をやってきて良かった。全ての思いを込めた演技ができた」と晴れやかに終止符を打った。

畠田瞳は、昨年10月の世界選手権で首を負傷後、懸命にリハビリし、24年パリ五輪を目指してきたが2月頃、突然不調に陥り、「簡単にできてた技もできず心が折れた」と引退を決断。床運動の曲が終わると大きな瞳からポロポロと涙が止まらず。「私から努力をとったら何も残らない。全て努力のおかげ。(今後は)指導者になりたい」と新たな道へとスタートを切る。

スポーツ報知より転用

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