休暇取得に「辞表出せ」、意見食い違いで無視 パワハラ処分は2人とも50代男性警部 兵庫県警
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休暇の取得を申請した部下に対し、辞表を提出するよう求めたとして、兵庫県警が神戸市内の警察署の警務課長を務める50代男性警部を警務部長注意処分としていたことが23日、神戸新聞の情報公開請求で分かった。男性警部は「冗談のつもりだった」などと話しているという。
処分は2月17日付。県警によると、2020年12月から複数回にわたり、部下の30代女性巡査長から休暇の取得申請があった際、「辞表を持ってきたらいい」などと話したという。県警は「業務多忙の状況でもなく、休暇を取りにくくさせる言動だった」としてパワハラを認定した。
また、県警本部警備部に勤める別の50代男性警部もパワハラがあったとして、本部長注意処分とした。20年9月~21年11月、意見の食い違いがあった20~50代の部下ら5人を無視したという。
神戸新聞NEXT/神戸新聞社より転用
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