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国連安保理、エチオピアに戦闘停止要求=米、出国を勧告

【ニューヨーク、ワシントン時事】国連安保理は5日、政府軍と反政府勢力の武力衝突が激化しているエチオピア北部の情勢をめぐり「深い懸念」を表明する報道機関向け声明を発表した。人道状況やエチオピアを含めた周辺地域の安定に深刻な懸念があるとして「戦闘停止と永続的な休戦への交渉」を求めた。

北部ティグレ州で昨年11月、エチオピア政府軍とティグレ人民解放戦線(TPLF)が戦闘を開始して以降、安保理が声明を出すのは今年4月に続き2回目。しかし、戦闘はその後、隣接州に拡大しており、今回初めて「戦闘停止」の表現に踏み込んだ。

一方、在エチオピア米大使館は5日、「エチオピアの治安状況は非常に流動的だ」と警告し、エチオピアに滞在中の米市民に可能な限り速やかに出国するよう勧告した。TPLFが首都アディスアベバ進撃をうかがう中、エチオピア政府は2日、全土に非常事態を宣言。緊張が高まっている。

時事通信より転用

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