データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

コロナ禍に消防局長が公務サボり女性と庁舎内あいびき→懲戒処分でも退職金2450万円の仰天!

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、救急隊員が患者搬送に四苦八苦していた時期に、千葉県松戸市の消防トップは公務をほったらかし。知人女性と繰り返し庁舎内であいびきしていた。

松戸市は勤務時間中に頻繁に職務を離脱したとして、先月30日、市消防局の長堀弘消防局長(57)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とし、同局長は同日付で依願退職した。局長は昨年10月から今年8月まで約40回、庁舎内や敷地内の駐車場で知人女性と会い、抱き合っていたこともあったという。時間は1回あたり3~10分で、月に1~3回のペースだった。消防職員が多忙を極めた8月中は、週に3回も逢瀬を重ねていた。

 問題の女性は職員ではないが、仕事で庁舎に出入りし、局長とは5年ほど前に知り合った。8月31日、市長宛てに「局長が職場を離脱して職務を怠っている」と書かれた投書が届き、2人の関係がバレた。
「お互い連絡を取り合って時間と場所を決め、人目につかないところで会っていた。相談というか、いろいろ話があったのだと思います。毎回ではないそうですが、感情的になった女性をなだめるために抱きしめていたようです。局長は誰にも何も告げず、局長室を離れていました。2人の関係性は分かりませんが、局長には家庭があります。部下は約500人いますが、士気に関わります。部下たちは、やるせない気持ちだったと思います」(市人事課担当者)

■退職金は2450万円

定年前なので退職金は150万円ほど減額されるが、それでもあいびき局長には約2450万円の退職金が支払われる。現場で患者の対応に追われた救急隊員たちにしてみれば、「ふざけるな」という思いだろう。

市では7月に92件だった自宅療養者の救急搬送が、8月には357件と約4倍に激増。このうち病院に搬送できたのはわずか105件、29%だった。残りの7割の患者が入院調整の対象にならなかったり、受け入れ先が見つからず、搬送すらされなかった。

「搬送先を決めるのは保健所なので、指示があるまで、動きようがありませんでした。8月は要請を受けてから救急車が消防署に戻ってくるまで、4時間以上かかったケースが41件ありました。12台の救急車が、すべて出払うこともあったため、非常用の救急車3台を追加。廃車予定だった2台の救急車を、搬送先を調整する間の患者さんの待機場所として使用しました」(市消防局救急課担当者) 乳繰り合っている暇などなかったはずだ。

日刊ゲンダイより転用日刊ゲンダイDIGITAL

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。