収賄容疑で金沢市職員再逮捕＝入札で便宜、現金など２０万円―石川県警

金沢市が発注した緑地整備工事で業者に入札情報を漏らした見返りに、現金や商品券計２０万円分を受け取ったとして、石川県警捜査２課は２０日、収賄容疑で、同市土木局営繕課担当課長補佐兼土木係長の清水力容疑者（４７）＝同市昭和町＝を再逮捕した。落札業者の元取締役谷内紀元容疑者（４７）＝同市近岡町＝も贈賄の疑いで再逮捕した。いずれも容疑を認めているという。

清水容疑者の逮捕容疑は２０２０年９月と１２月、市が発注した緑地整備工事の一般競争入札で、入札の最低制限価格を谷内容疑者に教えた見返りに、現金１０万円と商品券１０万円分を受け取った疑い。

清水、谷内両容疑者は７月３０日、官製談合防止法違反の疑いなどで逮捕されている。

時事通信社より転用