ユーロ圏GDP、12.7%増 コロナ制限緩和で上げ最大 7~9月期
- 国際
- 2020年10月31日
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)統計局が30日発表した7~9月期のユーロ圏実質GDP(域内総生産)速報値は、季節調整済みで前期比12.7%増となった。
新型コロナウイルス感染抑制のための各国の制限措置緩和に伴う経済活動の再開を反映。1995年の現統計開始後で最大の下げ幅だった4~6月期(11.8%減)から反発し、過去最大の上げ幅となった。
3四半期ぶりにマイナス成長を脱したが、前年同期比では4.3%減で、コロナ前の水準は回復していない。足元では感染「第2波」が急拡大し、ロックダウン(都市封鎖)などの制限を再導入する動きが各国に広がっており、10~12月期は改めて悪化する可能性もある。
一言コメント
やっと良くなってきたのに…
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