ANA、5300億円赤字 21年3月期、過去最大に
- 企業・経済
- 2020年10月22日


全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスの2021年3月期の連結純損益見通しが5300億円前後の赤字となることが21日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で国際線を中心に需要の大幅な回復は難しいと判断し、通期で過去最大の赤字を見込む。前期は276億円の黒字だった。
27日に公表する20年9月中間決算で業績予想として示す。巨額の赤字により自己資本が減少するため、一部が資本とみなされる劣後ローン4千億円を調達する計画も併せて発表する。
ANAは経営改善に向け、全日空の従業員の年収を平均3割削減する方針を労働組合に提示、遊休資産の売却を進める。
一言コメント
来期はどこまで回復できるのだろうか?
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