博多から天神へ「オイサ」 山笠七流が集団山見せ
- 政治・経済
- 2017年7月14日
福岡市の夏を熱くする博多祇園山笠の「集団山見せ」が13日、同市中心部であった。商人の町・博多部から城下町である福岡部に入る唯一の行事。博多区呉服町交差点をスタートし、市役所を折り返す往復約2・1キロを舁(か)き山笠が駆け抜けた。
七つの流(ながれ)(構成組織)の山笠には、地元に貢献している人や政財界関係者28人が台上がり。勢(きお)い水(みず)が高く上がる中、赤い鉄砲(指示棒)を振り上げ、舁き手を激励した。天神地区に七流が終結した後、台上がりは交代。初めて台上がりした九州国立博物館の島谷弘幸館長は体中をぬらし、「山笠気分がよく分かった。気持ちを一つにして山笠を動かすことは素晴らしい」と感激の面持ちだった。
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