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星野リゾート 山口県長門に高級旅館「界 長門」12日オープン 全国16ヵ所目

 星野リゾート(長野県軽井沢町)は12日、長門市の湯本温泉に高級旅館「界 長門」をオープンする。各部屋に萩焼など山口の伝統工芸品をしつらえ、地元食材をふんだんに使った会席料理を提供する。本館30室、室内露天風呂付きの別館10室。2人部屋は1人当たり1泊2万4200円からとなる。

客室は萩焼のほか、山口市の徳地和紙、大内塗などで演出。料理は地元仙崎港に水揚げしたイカやフグのほか、周防大島町の名物のミカンがだしに入ったしゃぶしゃぶなどが楽しめる。大浴場は源泉掛け流しで露天風呂も併設。風呂上がりには小野茶やみかんジュースを提供する。

同社が全国展開する「界」ブランドの16カ所目で各地の文化や食を取り入れた旅館づくりが特徴。湯本温泉にはかつて毛利藩の藩主が湯治に訪れたとされることから「界 長門」は藩主が休憩する「お茶屋屋敷」をイメージした。

新型コロナウイルスの影響で各地の温泉旅館などで宿泊予約のキャンセルが相次ぐが、既に4月末まで予約で埋まっているという。

客の減少が続く温泉街を復活させようと長門市が2016年、同社に再生計画の策定を委託。18日には地元業者らが住民も楽しめる外湯施設「恩湯」を開業。一帯では古民家のカフェやバーもでき、そぞろ歩きが楽しめる空間となる。

中国新聞デジタル

 

 

一言コメント
人気も上々のようだ。

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