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住友重機の労組口座から5000万円横領容疑 元会計担当を逮捕

 重機大手の住友重機械工業(東京都品川区)の労働組合の預金口座から5000万円を横領したとして、警視庁捜査2課は9日、同社労働組合の元会計担当書記で無職、田村純子容疑者(60)=千葉県野田市柳沢=を業務上横領容疑で逮捕したと発表した。同課は、在職中に少なくとも約6億4000万円を着服していたとみて捜査している。

逮捕容疑は、同労組の会計担当だった2013年12月26日、組合員の積立年金口座から自身の口座に5000万円を振り込み、横領したとしている。田村容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

同課によると、横領した金は馬術競技用の馬6頭や高級外車「ポルシェカイエン」、高級ブランド「エルメス」のバッグの購入などに充てたとみられる。

田村容疑者は1982年の入社以来、労組に勤務していた。2018年1月に労組の幹部が交代し、会計業務の点検をしようとした際、田村容疑者が突然、失踪したという。その後、多額の横領が発覚し、翌2月に解雇された。

同課は田村容疑者が長期間にわたって横領を繰り返していたとみているが、業務上横領罪の公訴時効が7年のため、それ以上はさかのぼって立件できない。

毎日新聞

 

 

一言コメント
経理担当者のあるある話だ。

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