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ASEAN首脳会議開幕、米の影薄く中国が存在感

 【バンコク=一言剛之】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議が2日、バンコクで開幕した。一連の会議には安倍首相や中国の李克強(リークォーチャン)首相らも出席し、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の問題や北朝鮮情勢などを話し合う。

2日はASEAN加盟10か国の首脳会議が開かれた。4日までの期間中、日米中露などを加えた18か国による東アジア首脳会議(EAS)や、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の首脳会議などが行われる。

南シナ海の問題は4日のEASなどで議題の中心となる見込みだ。読売新聞が入手したEASの議長声明案では、中国を念頭に「いくつかの懸念に留意」との文言が盛り込まれている。

ただ、トランプ米大統領の3年連続のEAS欠席などで、米国の発言力は低下している。この隙を突く形で、中国は南シナ海の紛争防止に向けた行動規範の協議進展を図るなど、ASEAN取り込みで存在感を示す構えだ。

一連の会議では、北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題、ロヒンギャ難民のミャンマーへの帰還問題なども話し合われる。

読売新聞オンライン

 

 

一言コメント
中国の台頭もおっかないなあ…

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