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サニブラウン、順当に準決勝へ「何も感じなくなってきたのが怖い」/陸上

陸上・世界選手権 第1日(27日、ドーハ)男子100メートルで日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が予選6組で10秒09の3着となり、桐生祥秀(23)=日本生命、小池祐貴(24)=住友電工=とともに28日(日本時間29日)の準決勝に進んだ。

世界一を狙うサニブラウンが、無欲で100メートルを駆け抜けた。20歳にして出場は3度目。「何も考えず、とりあえず通れればいいかなと。何も感じなくなってきたのが怖いですね」。予選ではアクセルを全開に踏み込むまでもなかった。

課題の出足で遅れた。中盤からギアチェンジして10秒09。今季世界最高の9秒81の記録を持つコールマン(米国)に先着を許したが、「別に気にしてない。いないものと思っていた」と言い切った。

前回2017年ロンドン大会で7位入賞した得意の200メートルは回避。個人種目は100メートルに専念したのは、「次に備える」決断だったという。今季重点を置いて強化してきた花形種目にかけるため。さらには余裕を持ってオフの練習に入り、20年東京五輪に向けて好スタートを切るための選択でもあった。

灼熱(しゃくねつ)のドーハでの真剣勝負は、来夏への試金石。「適当に走った割には良い」。本領発揮がここから始まる。

サンケイスポーツ

 

 

一言コメント
いよいよ世界陸上も始まった。

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