【ソウル共同】韓国の電機大手、サムスン電子が5日発表した2019年4~6月期連結決算(暫定集計)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比56.3%減の6兆5千億ウォン(約6千億円)となった。売上高は4.2%減の56兆ウォン。世界的な半導体需要の弱まりが響いた。
一方、営業利益は今年1~3月期から4.3%増加しており、聯合ニュースは「半導体不振による業績の下落局面は底を迎えたのではないか」との見方を伝えた。
半導体製造に必要な「フッ化水素」など3品目についての日本の韓国に対する輸出規制強化は今月4日に発動されたため、発表された決算への影響は出ていない。
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