金融庁は6日、地方銀行、第二地方銀行に埼玉りそな銀行を加えた105行の2019年3月期決算(単体)の概要を公表した。低金利や人口減少を背景に、純利益の合計額は前期比22.9%減の7686億円と3年連続で減少した。
低金利の長期化により、貸し出しから得られる収益が引き続き低迷。融資先の貸し倒れなどに備えた与信関係費用も約3倍に増加した。
貸し出しなど本業のもうけを示す実質業務純益は0.4%増の1兆2221億円と、6年ぶりに増加。人件費抑制や店舗網の見直しなどコスト削減を進め、貸し出し収益の悪化をカバーした。

一言コメント
地方は銀行も厳しいようだ。
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