【ロンドン=緒方賢一】英下院(定数650)は12日夜(日本時間13日未明)、欧州連合(EU)から抜けるための条件を定めた離脱協定案の採決を行い、賛成242、反対391の反対多数で否決した。メイ首相が提案した協定案を下院が否決したのは1月に続いて2度目だ。
メイ氏は11日、EUとの間で離脱に向けた新たな合意に達したが、下院の承認を得られなかった。
下院は、英国が何の取り決めも結ばず29日にEUから出る「合意なき離脱」を避けるため、13日と14日に採決を行い離脱日の延期を英政府に求める見通しだ。

一言コメント
早くしないと、企業がどんどん逃げちゃうよ。
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