救済終了発言のチッソ社長が辞任
- 企業・経済
- 2018年12月22日
水俣病の原因企業チッソは21日、後藤舜吉社長(84)が一身上の理由により同日付で辞任したと発表した。後藤氏は5月に「水俣病特別措置法の救済は終わっている」と発言し、水俣病の支援団体から早期辞任を求められていた。業績不振で赤字も続いていた。後任の社長には木庭竜一代表取締役(64)が昇格した。
21日の取締役会で後藤氏から辞任の申し出があった。後藤氏の発言を巡っては、水俣病被害者・支援者連絡会が撤回や早期辞任を求める抗議文を提出。チッソは回答書で発言を撤回した上で後藤氏の進退については「責任を全うするため社長を継続する」としていた。
一言コメント
救済が終わってなかったら、まだ続けるつもりだったんだろうか?
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