福島県知事選、現職・内堀雅雄氏が再選
- 政治・経済
- 2018年10月29日
福島県知事選は28日、投開票が行われ、現職の内堀雅雄氏(54)が、共産党県委員長の町田和史氏(42)ら3人を破り、再選を果たした。
内堀氏の1期目への評価が争点となり、東京電力福島第一原発事故当時から副知事として復興への実績を重ねた内堀氏が、前回選と同様に与野党相乗りの構図を整えた。選挙戦では県内の全59市町村をくまなく回り、支持を広げた。1期目の公約として掲げた福島第二原発の廃炉を東京電力が6月に表明したことも、追い風になった。
次の任期中には、東日本大震災と原発事故から10年を迎える。国の復興・創生期間が終了することになり、復興に向けた財源の確保や人口減対策などで行政手腕が求められる。
一言コメント
更なる復興加速を期待したい。
コメントする