【倒産】(医)いたの会(久留米市) 病院経営
破産申請手続準備中
負債総額約13億2,485万円
福岡県久留米市で久留米中央病院を運営する(医)いたの会が、福岡地裁久留米支部へ破産申請手続きの準備に入り、事後処理を弁護士に一任した。
担当は大武英司弁護士((弁)グレイス鹿児島事務所、鹿児島市西田2-27-32、電話099-822-0764)。
負債総額は2023年8月期末時点で約13億2,485万円。
いたの会は1994年11月の設立。内科、消化器科、リハビリテーション科で構成され、肝炎・肝硬変・肝臓がんなどの肝疾患に関して豊富な治療実績をもつが、長期にわたる連続赤字を計上。さらにコロナ禍では詐欺事件にも巻き込まれるなどして、経営環境はさらに厳しくなっていた。病院では10月から閉院する旨の貼り紙を掲示していた。


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