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ドジャース カーショーが引退会見で涙「彼らの目を見るのがつらい」と声震わせる 大谷翔平ら選手&首脳陣が続々会見場に集結 功労者の思いを受け止める

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が18日(日本時間19日)、ドジャースタジアムで記者会見に臨み、同僚の選手たちも出席した。

スタート前に続々と選手たちが椅子に着席。マンシー、キケ・ヘルナンデス、ロハス、エドマン、フリーマン、スミスら選手18人に加え、ロバーツ監督やコーチ陣も集まった。大谷翔平投手も会見場の後方で見守った。最前列の席には家族が見守り、その中で会見がスタートし「きょうは集まってくれてありがとう。私は引退します。今はとても満足していて、今がいいタイミングだと思う」と語った。さらに集まったチームメートについて語る際に感情が溢れ、「彼らの目を見るのがつらい。本当にありがとう」と涙がこぼれ、声を震わせた。  

引退を考え始めたのは1年前。「この1年、ずっと(妻の)エレンと話し合ってきた。何度も気持ちが揺れ動いて、行ったり来たりしていた。いつもならオフシーズンに入ってから最終的な決断をするんですが、正直、今年はシーズン始まる前に『最後になるかもしれない』となんとなく感じていた」という。周囲には伝えず「気が変わるかもしれないと思ったから。あえて何も言わなかった。でもシーズンを通して健康でいられたこと、マウンドに立てたこと、投げられたこと、その全てに感謝の気持ちが湧いてきて。ここが自分にとって最高の退くタイミングだと確信に変わりました。そして実際、今年は本当に最高の時間を過ごせました。楽しかった」と語った。  

ロバーツ監督は試合前の会見で「きょう会見を開く予定で彼はとても感情的になっていたよ。そうなるのも無理はない」と10年間、ドジャースで苦楽をともにした左腕の気持ちを慮っていた。  

カーショーは06年ドラフト1巡目、全体7位でドジャースに入団。数少ない生え抜き選手として08年のメジャーデビューから今季まで18シーズンにわたり、通算452登板、222勝96敗、防御率2・54、3039奪三振をマークしたほか、サイ・ヤング賞3回、MVP1回、最多勝3回、最優秀防御率5回、最多奪三振3回、球宴11回など、輝かしい実績を残した。  

今季は5月17日にマウンドに復帰し、ここまで20登板、10勝2敗、防御率3・53。ドジャース一筋の現役生活を「本当に素晴らしい時間を過ごしてきた。ここにいられて幸せだし、何一つ変えたいとは思わない」と明かしていた。

デイリースポーツ転用

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