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【ボクシング】スパーでの練習生死去も明かす KO負け後の「試合禁止期間短縮特例」廃止決定 JPBA緊急理事会

 日本プロボクシング協会(JPBA)・東日本ボクシング協会合同緊急理事会が20日、東京都内で行われ、約25人の理事が協議。KO負け選手の試合禁止期間90日間をCT検査で異常がなければ60日に短縮できる特例の廃止を決めた。  

一方で、12日の日本ボクシングコミッション(JBC)との緊急事故防止委員会で導入方針だとしていた、当日計量で一定以上体重が増えた選手に対し、強制力のある転級命令を科すこと、全興行での救急車待機などは継続審議となった。体重については長期間かけてデータを収集する。9月上旬にも再度理事会を開催して協議を進める。  

緊急理事会は、2日の興行で神足茂利さん(M・T)と浦川大将さん(帝拳)が相次いで急性硬膜下血腫を起こし死去したことを受け開催された。柳光和博JPBA健康管理委員長は「この2年半の間にプロ加盟ジムで計6人の会員さんが開頭手術を受け、練習生同士のスパーリングで1人亡くなった」と明かし「事故をゼロにしたいが、本当に難しい。そこに近づけるよう協会、JBC、世界のボクシングで考えていかないと」と話した。

中日スポーツより転用

中日スポーツ

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