勘違いから同じ宝くじを購入、２枚当選の幸運　米男性

（ＣＮＮ）　米マサチューセッツ州に住む幸運な男性が、二つの異なる店舗で購入した宝くじ２枚が当選し、２００万ドル（約３億円）の当選金を獲得した。

宝くじに当選したのは同州のフィッチバーグに住むポール・コーコランさん。今月９日の「パワーボール」の抽選に参加するために、まず７回分の複数抽選に対応するチケットを購入した。

しかし、このチケットの最終抽選がすでに終わったと勘違いし、そこから１０分も離れていない別の店で、再び７回分のチケットを購入。こちらにも９日の抽選が含まれていた。

マサチューセッツ州の宝くじ当局によれば、この思わぬ失敗によって、コーコランさんは２億１７００万ドルのジャックポットを狙う２度の機会を得た。

当選番号は、５、９、２５、２８、６９。どちらのチケットも赤いパワーボール（今回は「５」）を外し、ジャックポットには一歩届かなかったものの、白いボール五つすべてが一致し、それぞれで税引き前１００万ドルの当選金を獲得した。

宝くじ当局によれば、コーコランさんは、かなり前からこの同じランダムな数字でプレーしていた。 宝くじを購入したのは、フィッチバーグ市内のスーパーマーケット「マーケット・バスケット」と、近隣のコンビニ「カントリー・ファームズ」。

両店にはそれぞれ１万ドルの報奨金が支払われるという。 コーコランさんは宝くじ当局に対し、当選の喜びを語りつつも、賞金の使い道についてはまだ決めていないと述べた。

パワーボールのジャックポットの当選確率は２億９２２０万分の１。

CNN.co.jpより転用