エンゼルス・菊池雄星 4年ぶり2度目球宴!「2回目も同じくらいうれしい」日本勢過去最多タイ3人出場
- スポーツ
- 2025年7月8日
大リーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、15日(同16日)のオールスター戦(アトランタ)の投手と控え野手を発表し、ア・リーグでエンゼルスの菊池雄星投手(34)、ナ・リーグでドジャースの山本由伸投手(26)が選ばれた。ファン投票でナ最多票を得てDHでの先発出場が決まっているドジャースの大谷翔平投手(31)を含めて日本勢は過去最多に並ぶ3人が選出。特に菊池と大谷には球宴初の日本選手対決の可能性が出てきた。
日本選手がオールスター戦に3人選出されるのは21年以来5度目の最多タイ。当時マリナーズ在籍だった菊池もそのうちの1人だった。MLB推薦で4年ぶり2度目の選出が決まり、「ここに来た時にチームの力になりたいと思ってサインしました。まだまだ途中だけど、オールスターという形で選ばれてうれしい。オールスターは特別なもの。1回目も2回目も、同じくらいうれしい」と率直に喜んだ。
新天地のエンゼルスで迎えたメジャー7年目は初の開幕投手を任されるなど先発ローテーションを守ってきた。18試合で3勝6敗。黒星先行でも防御率2・81はチーム1位で、リーグでも10位の安定感を誇る。「最初の10試合くらいはパフォーマンスが出せずに悩んだけど、ピッチングコーチやGMがいい情報をくれて励ましてくれたのが大きかった。何よりも捕手のトラビス(ダーノー)とオハピーがいつもいいリードをしてくれて彼らを信じて投げられているので感謝している」と振り返った。
4年前は負傷者リスト入りで登板がなく、本塁打競争に出場した花巻東(岩手)の後輩でもある大谷にインターバルで力水を渡すなどサポート役に徹した。選手間投票でも1位だった大谷とは今回リーグが異なり、対戦する可能性もある。順当なら球宴まで残り2度の登板。最後は12日(日本時間13日)のダイヤモンドバックス戦を見込まれ、祭典を中2日で迎える。まだ実現していないオールスター初の日本選手対決に期待が高まる。
スポニチアネックスより転用
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