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巨人まさか!アウト判定覆って0―0が0―1に…痛恨黒星 阿部監督は巨人監督51年ぶり退場処分

 ◇セ・リーグ 巨人0―1阪神(2025年7月2日 甲子園)

 巨人は阪神に連敗を喫してカード負け越しが決まった。37勝37敗2分けで勝率5割に逆戻り。首位・阪神とのゲーム差は今季最大タイの5.5となっている。

 0―0のまま迎えた8回だった。この回から登板した2番手左腕・中川が2死から森下、佐藤輝に連続四球を与えて降板。ここで3番手右腕・田中瑛が登板した。  

だが、大山が初球を叩いた打球は遊撃・泉口のグラブをはじく内野安打となり、二塁を守る吉川がカバーしてバックホーム。二走・森下が一度は本塁でアウトとなったが、阪神のリクエストによるリプレー検証の結果、判定が覆って本塁生還が認められ、巨人は先制点を奪われた。  

ここで阿部監督がベンチを出て投手交代を告げたが、リプレー検証の結果に抗議したことで阿部監督は退場処分に。4番手左腕・バルドナードが後続を断って最少失点で切り抜けたが、9回に打線が反撃することはできなかった。  

なお、阿部監督の退場は監督就任2年目、通算219試合目にして初。巨人監督が退場処分を受けるのは1974年7月9日大洋(現DeNA)戦(川崎)の川上哲治監督以来51年ぶり。1950年の2リーグ制以降では1956年の水原円裕監督が1人目で、阿部監督は巨人監督3人目の退場となった。なお、阿部監督は現役時代に1度、2014年7月11日の阪神戦(東京D)で退場経験がある。  

巨人打線は相手先発左腕・大竹に対し、丸と泉口の安打で築いた初回1死一、三塁の先制機に無得点。5回には1死から丸が安打で出塁したが、オコエの打席でのランエンドヒットがライナー気味の二飛となって丸が戻れず、併殺が成立した。  

8回には先頭の代打・キャベッジが内野安打で出塁。続く丸が2023年5月24日のDeNA戦(東京D)以来2年ぶりとなる犠打を決めて1死二塁としたが、ここも得点できなかった。  2軍調整を経て中14日で先発マウンドに上がった6年目左腕・井上は7回6安打無失点。5月21日の阪神戦(甲子園)以来5試合ぶりとなる4勝目を逃した。中川は今季2敗目(1勝21ホールド)。  

▼阿部監督 まあ見た限りは…うん、アウトに見えたんで。ベンチからもね、あの、諦めてた感じだったんですよね、うん。まあ、抗議しちゃいけなかったんすけど。思わず、あの、しちゃいけないことをしちゃったんで。あの、申し訳ないです。退場処分になって最後までチームの指揮を執れなかったっていうのはね、監督として良くはないことなんで。選手たちにも申し訳ないなと思います。

スポニチアネックスより転用

スポニチアネックス

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