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「なぜ早く決断できなかった」「首相の指導力不足」再修正の予算成立に野党から批判 内容も「極めて不十分」

2025年度予算が31日に成立したことを受け、記者団の取材に応じた立憲民主党の野田代表ら野党幹部からは、2回の修正が行われたことへの批判が相次いだ。

野田氏は、参院での再修正につながった高額療養費制度を巡る政府の方針転換に触れ、「患者の話を聞かないで勝手に決めてしまったことで、我々はずっと再考を求め続けてきた。なぜ衆院の段階でもっと早く決断できなかったのか、残念な思いだ」と述べた。

さらに、がん患者や難病の患者は「不安な気持ちだったと思う」として、「その罪というのは大きい」と批判した。

日本維新の会の前原共同代表は、「首相のリーダーシップ不足。二転三転とした」と指摘し、「そのことが憲政史上初めて衆院に戻ってきたことにつながったのではないか。こういうことで憲政史上初めてというのは汚点ではないかと私は思う」と述べた。

国民民主党の玉木代表は、いわゆる「年収103万円の壁」の178万円の引き上げやガソリンの暫定税率の廃止を挙げ、「(実現が)いつになるのかわからず、物価高騰対策としては極めて不十分な内容のまま」だとして、「非常に残念だ」と述べた。

FNNプライムオンラインより転用

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