171人分のテスト結果、誤って生徒宅の郵便受けに入れる 中学の担任、保管に関する規定守らず 三田
兵庫県三田市教育委員会は19日、市立中学校の担任が、2年生171人分の学年末テスト結果と入学予定の児童1人の個人情報を記した資料を、生徒宅の郵便受けに誤って入れた、と発表した。
市教委によると、それらの資料は、担任が欠席した生徒用にプリント類を封筒に入れる際、一緒に混入したとみられる。14日、担任が生徒宅を訪れ、不在だったため封筒を郵便受けに入れた。
17日夕、保護者から連絡があり発覚。校長と担任が資料を回収し、保護者は「詳しい内容は見ていない」と説明しているという。
市教委の規定では、個人情報が記された書類は施錠ができる机の引き出しで保管することになっているが、守られていなかった。
校長はこれまでに、生徒らに説明と謝罪をし、19日夜には保護者向けに説明会を行う。鹿嶽昌功教育長は「全職員の情報セキュリティーの徹底を図る」などとコメントした。
神戸新聞NEXTより転用

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