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コメ高騰〝消えた21万トン〟に「非常に不気味」「取材しても分からない」元TBS記者が指摘

元TBS記者でジャーナリストの武田一顕氏が14日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。政府がコメ価格の高騰に対処するため、備蓄米最大21万トンを放出すると発表したニュースにコメントした。

政府は来月半ばにも放出を始め、必要があればさらに拡大することも考えるとしている。コメの流通の円滑化を目的に、政府が備蓄米を放出するのは今回が初めて。

2024年産米の生産量は前年比で18万トン増え679万トンとなったが、JA全農などのコメ集荷量は24年12月末時点で21万トン減少。農水省は、値上がりを見込んだ一部の農家や小規模業者らが〝売り渋り〟しているとみている。今回の対応について武田氏は「政府の対応を見てると、まず遅い。早くやれっていうこと」とぴしゃりと言い切った。

続けて「それから21万トンがどこに行ったかというのは、いくら取材しても分からない。確かにトラックで農家に行って買い付けて…というのも現実にあるみたいなんですけど、ただ、それだと数千トンとか1万トンなら分かるけど、20万トンでしょ」と首をひねる。

さらに「それだけの巨大な量がなくて、政府も今のところまったく分かってないし、私が取材しても全くどこにあるか分からないというのは、なんか非常に不気味な感じがする」と表情を曇らせ「それがいきなり出てきて、値段がガーンと下がらないか?というのも怖いですから、行方不明の米がどこに行ったかが非常に不気味でしょうがないですね」と心配していた。

東スポWEBより転用

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