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トランプ政権、中国人女性と恋愛関係になった国務省職員を解雇

米国のドナルド・トランプ政権は8日、中国共産党とつながりのある中国人女性と恋愛関係になった国務省職員を解雇したと発表した。

国務省のトミー・ピゴット報道官は、「国務省は、中国共産党とのつながりが知られている中国人と恋愛関係にあることを隠していたことを認めた外務職員局の職員を正式に解雇した」と述べた。

国務省によると、解雇された職員はカメラの前で、パートナーの中国人女性が「スパイだったかもしれない」と述べたが、スパイ活動の証拠があるかどうかには言及しなかった。 解雇された職員は、パートナーの父親が「正真正銘の中国共産党員」だとも語ったという。

人口が10億人を超える中国で、中国共産党はビジネスから教育に至るまで生活のあらゆる場面に浸透しており、多くの一般国民がイデオロギーだけでなく、実務上の理由から中国共産党との関係を維持している。

国務省によると、これはトランプ氏が就任直後に署名した大統領令に基づく初の解雇事例だという。トランプ氏はその大統領令で、連邦政府の全職員に対し「大統領の政策を忠実に実施する」よう命じていた。 ピゴット氏は、「わが国の国家安全保障を損なった職員に対しては、一切容赦しない」と述べた。 米国は今年、中国に駐在する職員に対し、中国人との恋愛関係を禁止すると発表した。東西冷戦時代をほうふつとさせる異例の措置だ。

AFPBB Newsより転用

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