ドジャース“救世主”ロートベット「ヨシを受けて、この1カ月楽しい」山本由伸と9月に“ノーノー未遂”
- スポーツ
- 2025年10月2日

ドジャースのベン・ロートベット捕手(28)が1日(日本時間2日)、本拠でのレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦の試合前会見に臨み、山本由伸投手(27)とのバッテリーに言及した。
夏のトレード期限でレイズから移籍し、スミス、ラッシングの相次ぐケガにより、レギュラーシーズン最終盤で出場機会を多く得た。その中で、リードや守備力が評価され投手陣を好投に導く試合も多く、第2戦の先発マスクをつかんだ。
ロートベットは「すごくクールなことだと思う。ただ、今は自分のこと以上の意味がある。背中の名前じゃなく、胸のエンブレムのために戦っている。クラブハウスの仲間や街のために戦っているんだ。そういうグループだからこそやりやすい」とドジャースのために必死に戦うと意気込んだ。
第2戦でバッテリーを組む先発・山本と9月6日(同7日)のオリオールズ戦で9回2死まで相手打線をノーヒットノーランに抑え、好投に導いた。「ヨシを受けていて、この1か月すごく楽しい」と語り「大事なのは綿密なゲームプランを持って、常に攻め続けることだ。彼はゾーンに投げ込んでカウントを先行させるのが本当にうまいし、それができると試合運びも楽になる」と有利なカウントでアグレッシブな投球を引き出したいと語った。
また、投手と早く馴染むポイントとして「結局トライ&エラーだ。うまくいっている時は簡単だけど、うまくいかない時に一番学びがある。失敗や混乱の中で、自分が誰なのか、どう乗り越えるかを知ることができる」と挑戦、失敗の繰り返しが大事とロートベット。捕手2人を欠く緊急事態を支えた“救世主”が第2戦も勝利に導き、地区シリーズ進出を決める覚悟だ。
スポニチアネックスより転用
コメントする