同学年の知人同士で大麻栽培容疑、消防職員ら男3人逮捕…伊豆の借家から208本押収

静岡県伊豆市内の民家を拠点に販売目的で大麻を栽培したとして、伊豆中央署と県警薬物銃器国際捜査課は29日、駿東伊豆消防本部の元消防職員や現役消防職員ら男3人を大麻草栽培規制法違反(営利目的栽培)容疑で26日までに逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、三島市の自称デザイナーで元消防職員の男(31)、伊豆市の消防職員の男(30)、函南町のジュエリー販売業の男(31)の3人。消防職員の男は25日に現行犯逮捕、ジュエリー販売業の男と自称デザイナーの男はそれぞれ25、26日に通常逮捕された。
発表によると、3人は25日、伊豆市小下田の借家で営利目的で大麻草1本を栽培した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
同署などによると、借家からは大麻草208本のほか、栽培に必要なLEDライトや液体肥料などが押収された。県警は栽培していた大麻草の量から、販売目的で栽培していたとみている。
捜査関係者によると、3人は同学年で知人関係にあった。駿東伊豆消防本部によると、消防職員の男は、勤務態度に問題はなかったという。逮捕された25日は非番だった。今井将一朗消防長は「住民の負託にこたえるべき消防職員が逮捕されたことは、誠に遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントした。
読売新聞オンラインより転用
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