佐々木朗希は課題の4回投げきれず…3回2/3を3失点で初黒星 復帰後最速159キロも満塁ピンチで降板
- スポーツ
- 2025年8月28日

右肩のインピンジメント症候群のため、負傷者リスト(IL)入りしているドジャースの佐々木朗希投手(23)が26日(日本時間27日)、傘下3Aオクラホマシティーでカージナルス傘下3Aメンフィス戦に先発。4回途中3失点で降板した。
3度目のリハビリ登板は立ち上がり、先頭をストレートの四球で歩かせると、次打者に右前打を許し無死一、三塁のピンチ。3番をスプリットで空振り三振に仕留めたが続く4番に右犠飛を打たれ、先制点を与えた。
2回は安打を許しながらも無失点、3回はこの日最速となる98・8マイル(約159キロ)を計測するなど3者凡退に封じた。
ところが、1―1の4回、2者連続三振と順調に2死を奪ったが、3連打を浴びて勝ち越されると、なおも2死一、三塁で四球を与え満塁に。ここで降板となり、4回を投げきることができなかった。後を継いだ2番手が押し出し死球を与え、佐々木のこの日の登板成績は3回2/3を5安打3失点、2四球、4奪三振だった。
試合は2―4で敗れ、佐々木は3Aで3試合目で初黒星。3試合連続失点で防御率7・00となった。
佐々木は今月14日に3Aでリハビリ登板に臨み、実戦復帰。2度目のリハビリ登板となった前回20日(同21日)は3回1/3、60球を投げて3安打、2奪三振、3四球で2失点(自責1)。最速は97・8マイル(約157・4キロ)だった。
前日、ロバーツ監督は「4回、もしくは5回に入るところまで投げさせる」と方針を明かし、「我々の先発事情を考えると(実戦調整はさらに)もう1度は必要。パフォーマンス以上に自信をつける方法はない」と語り、次回も3Aで登板させる方針を示している。
スポニチアネックスより転用
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