拳銃を駐在所の居室に放置 20代男性巡査を戒告処分 「短時間の外出で大丈夫だと思った」

山梨県警の駐在所勤務の男性巡査が拳銃をかぎのかかっていない駐在所内の居室に放置していたとして、懲戒処分を受けました。
戒告の処分を受けたのは、県内の駐在所に勤務する20代の男性巡査です。
県警の監察課によりますと、巡査はことし5月、実弾が装填された拳銃1丁と無線機を駐在所の居室に55分間に渡って放置したものです。
当時、居室の玄関は施錠されておらず、部外者に持ち出される恐れがある状態でした。
拳銃や無線機は規定で、鍵のかかる保管庫で管理する必要がありますが、巡査は拳銃を居室に放置して買い物に出かけていました。
巡査は「過去にも数回拳銃を放置した」と話し、「短時間の外出で鍵も掛けたと思っていたので、大丈夫だと思った」と説明しています。
県警の進藤明首席監察官は「県民の信頼を失墜させるもので再発防止に努めていく」とコメントしています。
YBS山梨放送より転用
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