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住宅購入の検討者、93%が「ローン完済に不安」…変動型の利用減少し固定型にシフトか

不動産情報大手「LIFULL(ライフル)」が発表した住宅ローンに関する意識調査で、住宅ローンの完済に「大いに不安がある」とする回答が、住宅の購入を検討している人で前回比7・2ポイント増の57・4%、購入した人で6・0ポイント増の24・7%に上った。金利の上昇で、返済に不安が広がっている状況が明らかになった。

 調査は7月1~8日、5年以内に住宅の購入を検討している1099人と、10年以内に購入した826人を対象にインターネットで実施した。購入検討者では、「やや不安がある」を含めて93・2%が不安を感じていると答えた。

 住宅の購入検討者に、検討している住宅ローンの種類を尋ねた質問では、変動型が1・3ポイント減の56・0%となった。購入者が利用している住宅ローンでも、変動型は5・6ポイント減の64・1%と減少した。ライフルは、金利上昇への懸念が強く、購入者でも固定型への借り換えが増えていると分析している。

読売新聞オンラインより転用

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