自民大阪府連会長、石破首相演説に同席せず 「大阪への遊説に反対」
- 政治・経済
- 2025年7月17日
自民党の石破茂総裁が16日正午すぎに大阪市内で党公認の新人候補の応援のため街頭演説した際、自民府連会長の青山繁晴参院議員が同席しなかった。青山氏は毎日新聞の取材に応じ、同じ時間帯には別の場所で演説をしていたと明らかにした。石破氏が選挙期間中に来阪することに反対だったと説明している。
青山氏は同日午後6時ごろ、大阪府守口市内で街頭演説した際に「公示前から総理は大阪で遊説したいとおっしゃり、私は真っ正面から反対した」と述べた。そして「増税があって減税がない石破政権の政策と、中国に甘い政策が自由民主党の支持層の批判を招いている。遊説においでになって票が戻るんですか」と批判した。
毎日新聞の取材に対し、青山氏は、石破氏の街頭演説に同席せず別の場所で演説をした行動について「このほうが票は増える。(票が)公明党や参政党に行っている」と述べた。
ある府連幹部は「総裁が来ている演説会に府連会長が来ないのは異例だ。本来は出るべきだ」と苦言を呈した。
毎日新聞より転用
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