名古屋場所休場の大栄翔は右ふくらはぎ痛 遠藤は右膝手術で全休へ 師匠の追手風親方が明かす
- スポーツ
- 2025年7月11日
日本相撲協会は11日、大相撲名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)の取組編成会議を開き、大関獲りの有力候補で東関脇の大栄翔(31=追手風部屋)と人気力士で西前頭7枚目の遠藤(34=同)が初日から休場すると発表した。2力士の師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)が同日、報道陣に取材対応し、休場理由などを説明した。
大栄翔は6月の稽古で右ふくらはぎを痛めた。名古屋入り後は状態も回復したが、数日前に再び悪化。師匠は「治療しながらやっていて間に合うかなと思っていたが、また痛めたのでちょっと厳しいなということになった」と説明した。場所の途中出場なども含め現時点では未定。「出れたら出たいが、現状は分からない。まずはケガを治す。焦っても仕方ない」と話した。大栄翔の休場は部屋にコロナ感染者がいたために休場した22年名古屋場所をのぞけば初。初土俵からの連続出場が1070回で止まることになる。
遠藤は10日に右膝を都内で手術したという。「ずっと我慢しながらやっていたけど、厳しいなということで決断した」と師匠。今後についても「まだ手術したばかりで結果次第でどうなるか。1、2カ月みて今後、来場所に向けてやっていくことにはなるが具体的にはどうこう言えない」と話した。遠藤の休場は23年夏場所以来通算11回目で、このまま全休とだと来場所の十両転落が濃厚となる。
スポニチアネックスより転用
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