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日本ハム・達孝太、プロ4年目で初完投 プロ入りから先発だけで無傷の6連勝は大谷翔平越えの日本新記録

◇29日 西武1―2日本ハム(ベルーナドーム)  

進化が止まらない。日本ハムのプロ4年目・達孝太投手が、自身初完投で5勝目。プロ入りから先発だけでの無傷の6連勝は、球団の偉大な先輩である大谷翔平(ドジャース)の5連勝を越える日本新記録。末恐ろしい21歳は「あんまり意識してないですけど、記録を伸ばしていけたら」と気勢を上げた。

ボスの”宿題”をクリアした。前回登板の17日巨人戦(東京ドーム)は7回途中1失点で4勝目を挙げたが、新庄監督は試合後、開口一番「完投してほしかったね」とポツリ。達自身も「ずっとしたかった」と思っていた完投を実現するべく、この日は頭脳的な投球を展開した。  

序盤からフォークやスライダーを多用し、打者が変化球に狙いをつけたとみるや、最速153キロの直球で圧倒。8回を終えて無四球3安打1失点、97球と西武打線に付け入る隙を与えなかった。  

だが、初めての最終回のマウンドは疲れを隠せなかった。2死から四球と安打で一、三塁のピンチを招いたが、「気持ちで投げました」と長谷川を内角高め146キロ直球で遊ゴロに切った。ゲームセットの瞬間、背番号16は重圧から解放されたかのように両手を膝についた。「もう、良かったなという一心でした」  完投劇を見守った新庄監督は「この球場では(熱中症対策で完投は)ダメって言ってたのに、ボスの言うこと聞かん子やねん」。言葉とは裏腹に、孝行息子の快投を満面の笑みで喜んだ。

中日スポーツより転用

中日スポーツ

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