大阪航空局の検査官、手抜き検査で小型航空機に合格判定…手当9000円はしっかり受給
国土交通省大阪航空局は24日、航空機の安全性を確認する「耐空証明検査」で、40歳代の男性航空機検査官が、不適切な検査を行っていたと発表した。
同航空局によると、検査官は今年3~5月、小型航空機の検査で、本来は航空機に搭乗して行わなければならないのに、搭乗せずにパイロットらの報告を基に合格としていた。不適切な検査は5機で行われていた。同航空局は、5機の安全性に問題はないとしている。また、検査官は搭乗した場合に支払われる航空手当計約9000円も不正に受給していたという。
検査の報告書に不自然な点があり、発覚した。同航空局は「事実関係を確定した上で、厳正かつ適正に対処する」としている。
読売新聞オンラインより転用
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