- HOME > 不祥事 > 依願退職…体調不良で自転車を盗んだ警官 さらに飲酒運転、同僚と酒飲んで帰宅中だった 別の警官に職質され発覚「早く寝たくて」 自転車は8千円相当 罰金30万円を命じられた21歳
依願退職…体調不良で自転車を盗んだ警官 さらに飲酒運転、同僚と酒飲んで帰宅中だった 別の警官に職質され発覚「早く寝たくて」 自転車は8千円相当 罰金30万円を命じられた21歳
自転車を盗み酒気帯び運転をしたとして、元埼玉県警吉川署地域課巡査の男(21)が書類送検された事件で、さいたま区検は9日までに、窃盗と道交法違反の罪で、男をさいたま簡易裁判所に略式起訴した。処分は8日付。同簡裁はこれまでに、罰金30万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、男は2月21日、越谷市内の駐輪場で自転車1台(時価約8千円相当)を盗み、酒気を帯びた状態で同市内の路上を走行したとされる。
県警によると、男は同日深夜、東京都内で同僚と飲酒し電車で帰宅中、体調を崩し越谷市の東武伊勢崎線蒲生駅で下車。その後、犯行に及んでいた。 ■電車で帰宅中「気持ちが悪い」(以下、懲戒処分時の記事)
県警は4月3日、自転車を盗み飲酒運転したとして、吉川署地域課の男性巡査(21)を停職3カ月の懲戒処分とし、窃盗と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、さいたま地検に書類送検した。3日付で依願退職した。
県警監察官室によると、巡査は2月21日深夜、東京都内で同僚と飲酒し電車で帰宅中に体調を崩し、越谷市の東武伊勢崎線蒲生駅で下車。駅近くの駐輪場から無施錠の自転車を盗み、酒気を帯びた状態で運転した疑い。越谷署員が職務質問したところ犯行を自供した。「気持ちが悪く、早く帰って寝たかった」などと供述しているという。
県警の斎藤克也首席監察官は「捜査や調査の結果を踏まえ厳正に処分した。職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努める」とのコメントを出した。
埼玉新聞より転用
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