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トランプ氏への対応が最大の争点、カナダ総選挙が投票開始…与党が第1党維持ならカーニー首相続投

 【オタワ=山本貴徳】カナダ議会下院の解散に伴う総選挙(343議席)の投票が、28日に始まった。同日夜(日本時間29日午前)から開票作業が行われる。世論調査では、マーク・カーニー首相が率いる中道左派の与党・自由党が、中道右派の最大野党・保守党を一歩リードしている。自由党が第1党を維持できれば、3月に就任したカーニー氏が首相を続投する。カナダのカーニー首相(23日)=AP

カナダのカーニー首相(23日)=AP© 読売新聞

 選挙戦では、カナダへの圧力を強める米国のトランプ大統領への対応が最大の争点となった。カナダの公共放送CBCによると、27日時点の世論調査の平均支持率は、自由党が42・8%、保守党は39・2%だった。

 自由党は、東部のオンタリオ州やケベック州など、議席数の多い都市部で優位に立っており、CBCによる獲得議席の予測は161~204議席となっている。解散時の152議席を上回るとみられ、単独過半数の回復も視野に入っている。

読売新聞社より転用

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