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米マイクロソフト、通話サービス「スカイプ」を5月で終了

ニューヨーク(CNN) 米マイクソフトが、通話サービス「スカイプ」のサービスを5月に終了させることがわかった。2000年代半ばには広く使われたスカイプだが、サービスが終了となる。

スカイプはX(旧ツイッター)への投稿で、5月に入るとサービスが使えなくなると説明した。スカイプによれば、利用者は「近日中」にログイン情報をマイクロソフトのオンライン会議サービス「Teams(チームズ)」で無償で利用できるようになる。

スカイプは03年に創業し、世界中に無料通話を提供する手段として一気に普及した。その後、マイクロソフトが11年に買収していた。マイクロソフトにとって当時としては最大規模の買収だった。マイクロソフトはスカイプを業務用ソフト「Office(オフィス)」や携帯向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズフォン」などの製品と統合した。

スカイプの人気はここ数年減少していた。一方で、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)により、「ズーム」や「グーグル・ミート」といった競合製品が存在感を高めていた。スカイプはまた、アップルの「フェイスタイム」やメタの「ワッツアップ」などの通話アプリとの激しさを増す競争にも直面していた。それに加えて、マイクロソフトは同様のサービスを提供するチームズに多額の投資を行っている。

 CNN.co.jpより転用

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